仮想通貨が全面安の日は現物取引をしている方にはやる気がなくなる日ですね。

下がることはあっても上がりにくい日ですからね。。。

でもふと過去のチャートを考えてみると、アルトコインを買うチャンスじゃないかと思い、検証してみました(かなりざっくりですが)

ビットコインよりもアルトコインは回復が早い

仮想通貨の相場が全面安(いわゆるガラ)の後は反発して上げ相場に一時的になります。

その反発上げ相場のときの上昇スピードはビットコインよりもアルトコインの方が速いのかもと思いました。

例えば2018年5月11日と5月23日にビットコインが大きく下げてアルトコインも全面安の日がありました。

日足で下落日の安値とそれぞれの下落日から2日後の高値を比較してみると興味深い結果になりました。

今回はビットコイン(BTC)と主要アルトコインであるイーサリアム(ETH)、マイナーだけどそこそこ有名な草コインであるトロン(TRX)をチェックしてみました。

■5/11の安値と5/13の高値の比較■
ビットコイン:5.9%上昇
イーサリアム:6.1%上昇
トロン:14.8%上昇

■5/23の安値と5/25の高値の比較■
ビットコイン:2.2%上昇
イーサリアム:5.3%上昇
トロン:9.7%上昇

それぞれの安値と高値の値は日足チャートから見ただけなので正確な数値ではないと思いますがざっくりと上記の上昇を確認できました。

ビットコインは比較的小幅な上昇にたいしてイーサリアムや特にトロンは大きく上げているのがわかります。

つまり全面安の日でも特にマイナーな草コインは底値で買えれば反発時の上昇も期待できるということです。

一方で全面安の日はビットコイン以上にアルトコインが下げるパターンもありますから注意が必要です。

また全面安は今回検証した日のように比較的一時的な場合もあれば長期に渡り下落し続けることもあるので、必ずしも「全面安の日=アルトコイン買い」とはなりません。

とはいえこうした値動きは取引の判断材料の一つとして興味深いと思います。