WiMAX2の3日間の通信速度制限の条件について最新情報をまとめました。

単にWiMAX2の通信速度制限がどんなものかは公式サイトに書かれていますので、その制限は格安SIMなど他のモバイルインターネットサービスと比較して緩いのかそれともキツいのか?、どのくらい使えるのか?という点も検証してみました。

少しだけ結論を先に言うと、WiMAXはモバイルインターネットサービスの中で通信制限がかなり緩いといえます。

WiMAX2の通信速度制限

まず月間の容量をオーバーした場合の速度制限について解説したいと思います。

WiMAX2のデータプランはシンプルで以下の2種類です。

■月7GBまで使えるプラン
■ギガ放題(使い放題プラン)

月7GBまで使えるプランは7GBを超えると月末まで通信速度が最大128kbpsに落ちてしまいます。

128Kbpsですと動画はおろかサイトを開くのも時間がかかってしまいます。

そのため動画視聴など大容量のデータ通信をしたい方は使い放題プランである「ギガ放題」がおすすめです。

ギガ放題は月間の使用可能データ容量に上限はありませんが、7GBプランはもちろんギガ放題にもいわゆる「3日間制限」というものが存在します。

以下で3日間制限について解説したいと思います。

WiMAX3日間の通信速度制限内容

WiMAX2+の3日間制限は以下の通りです。

■データ量:3日間で10GBを超えた場合
■制限時間:翌日18時から翌々日2時頃まで
■制限速度:概ね1Mbps

上記の制限内容は2017年2月2日から適用される内容で、以前の「3日間で3GB」から大幅に緩和されたといえます。

正直、3日間で10GBまで許容するのであれば無制限にしてしまっても良いんじゃない?と思ったほどです。

制限速度に関しても以前は「Youtubeの標準画質レベルが見れる程度」というぼやけた表現だったのが、「概ね」としながらも1Mbpsと明記されるようになりました。

さてこの3日間で10GBだとどのくらいコンテンツを楽しめるのでしょうか。

3日間で10GBはどのくらい緩いのか?

UQの公式サイトによるとYoutube動画が画質ごとに概ね以下の時間程度視聴することが可能だそうです。

★超高画質:約7時間
★高画質(HD):約13時間
★標準画質:約47時間
★低画質:約83時間

低画質動画に関しては83時間と3日間の72時間を超えてますね(笑)

10GBでは相当量の動画が視聴することができることが分かるのではないでしょうか?

LTEが使えるモードで7GB越えると制限がかかる

「au 4G LTE」(以下LTE)が使える通信モード「ハイスピードプラスエリアモード」の月間の使用量が7GBを越えると、LTEとWiMAX2+の両方に対して月末まで通信制限がかかってしまいます。

WiMAX2+サービスでは「WiMAX」、「WiMAX2+」、「LTE」の3つの電波を利用することができ、これらの電波は以下の3つの通信モードを選択することでユーザー側で簡単に切り替えができるようになっています。

■3つの通信モード■
ノーリミットモード:WiMAXのみ
ハイスピードモード:WiMAXかWiMAX2+
ハイスピードプラスエリアモード:WiMAX2+かLTE

LTEまたはWiMAX2+のどちらかを自動選択する通信モード「ハイスピードプラスエリアモード」においてLTEとWiMAX2+の月間のデータ使用量を合算して7GBを超過した場合に月末まで通信制限がかかります。

制限がかかった場合WiMAXかWiMAX2+を自動選択する通信モード「ハイスピードモード」に切り替えてもWiMAX2+は通信制限がかかります。

「合算して7GB」ですので、例えば「ハイスピードプラスエリアモード」でWiMAX2+の利用が4GB、LTEの利用が3GBという内訳だったとしても合計が7GBに達しているので通信速度制限がかかってしまいます。

一方でこの場合WiMAXかWiMAX2+のどちらかを自動選択するモード「ハイスピードモード」においてのWiMAX2+使用量は合算されません。

WiMAX2+を使いたいけど通信速度制限をかけたくない場合は、「ハイスピードプラスエリアモード」の利用は7GB未満に抑え、通信モードを「ハイスピードモード」にしておくことで対処できます。

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