
つい先日、WiMAX2+対応端末の無料貸し出しはまだ始まっていないという記事を書きましたが、本日2014年1月20日からTry WiMAXにてWiMAX2+対応端末HWD14の貸し出しが開始されました。これで自宅などで実際のWiMAX2+の通信速度のチェックが無料でできるようになりました。しかもau 4G LTEまで使えてしまうそうです。
また今回からTry WiMAXの利用規約が改正(!)され、以前Try WiMAXを利用した方でも90日後から再度申し込みが可能になりました。これまでは再度申し込みは「365日」後だったため大幅に短縮された形となりました。このため過去1年以内にTry WiMAXを利用した方でも90日たっていれば再度WiMAX2+端末をレンタルできます。
レンタル期間についてはこれまで通り15日間となっています。(機器発送日から機器返却到着日までが15日間)
これまでに貸し出されていたWiMAX専用端末も引き続きレンタルすることができます。
□レンタル条件
・国内在住20歳以上
・本人名義のクレジットカード登録が可能
・過去90日間に仕様履歴、未返却履歴の無い方
・利用規約に同意できる方
なぬっ速度制限!?WiMAX2+レンタルの注意点
ただこのWiMAX2+のレンタルサービス、非常に微妙な点もあるようです。
以下はUQ公式サイトからの引用です。
・「ハイスピードエリアモード」での通信量が月間7GBを超過した場合、月末までau 4G LTE、WiMAX 2+の通信速度を128kbpsに制限させていただきます。また、当日を含まない直近3日間のWiMAX 2+とau 4G LTEの通信量の合計が1GBを超過した場合、au 4G LTEの通信速度を終日制限する場合があります。
HWD14のレンタル端末でau 4G LTEを利用して(ハイスピードエリアモード)月間7GBを超えると月末まで「LTE」と「WiMAX2+」にも速度制限がかかってしまうというリアルな仕様。
まあ借りた本人が7GB越えて速度制限かかるのは実際の契約でも同じなので理解できるのですが・・・・
・レンタルサービスの性質上、同一月内に一台の機器を複数のお客様が利用する場合があります。その場合、他のお客様の通信量を合算した月内の総通信量が速度制限の対象となりますので、あらかじめご了承ください。またレンタルサービスをご利用中、動画配信、オンラインゲーム等データ量の多い通信の長時間のご利用はお控えください。
つまり貸し出し端末は使用されて返却後また別の人に貸し出す可能性があるため、前の人がハイスピードエリアモードをガンガン使ってLTEが7GB越えた端末が当月内にまた貸し出された場合、次に受け取った人は最初からWiMAX2+に通信制限がかかった状態でしか利用できないようです。これではWiMAX2+のスピードチェックはできませんね。もちろんWiMAXは使えるわけですけど。
実際にこのようなケースがどのくらい出てくるのかは分かりませんがこういう場合もあることをあらかじめ認識していたほうがよさそうです。でも例えば月末から月初にかけてレンタルできる場合は少なくとも月初になれば通信制限がかからない状態で利用できるわけです。
これまで唯一のWiMAX2+対応機種HWD14はTry WiMAXはもとより有料のモバイルルーターレンタル会社でもレンタルされていなかったため申し込みが殺到することが予想されます。とりわけ先日首都圏エリアだけでなく名古屋や大阪など名神エリアでもWiMAX2+のサービスが開始されたためWiMAX2+への乗り換え、新規契約を検討している方も多数いると思われます。
WiMAX2+を検討されている方は早めの申し込みをおすすめします。