Wonderlink LTE Fシリーズの魅力は何と言っても通信容量超過後も700kbpsで高速通信が使い放題で楽しめるところ。

使い放題となると値段も高くなりがちだが割安感があり速度制限も他社と比べると緩めなので注目度上昇中!

データ通信SIMサービスしかないので音楽ストリーミングサービスや動画を楽しみたい方にはお勧めです。

Wonderlink LTE の使い放題プランのメリット、デメリットを下にまとめてみました。

Wonderlink LTE Fシリーズ

パナソニックが提供する格安SIM Wonderlink LTE にはFシリーズという使い放題プランがあります。
「F-使い放題700」と「F-7G」の2種類から選ぶことが出来ます。

それぞれの料金、プラン内容は以下のようになっています。

使い放題プランについて

○F-使い放題700:1580円

高速通信容量 1GB/月 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps
          上限容量超過後も700kbpsで通信利用可能

○F-7G:2480円

高速通信容量 7GB/月 下り最大225Mbps 上り最大50Mbps
          上限容量超過後も700kbpsで通信利用可能

他社MVNOの格安SIMプランでは速度制限後の通信速度が200kbps前後なのに対しWonderlink LTE Fシリーズプランではその3倍の通信速度で楽しめるメリットがあります。

自社が公開しているWebアンケートでも700kbpsでも低画質動画ならそこそこ快適に見ることができ、速度も意外と早いと高評価を得ています。

ではここで、他のMVNOの使い放題・定額無制限プランと比較してみましょう。

「F-使い放題700」のプランに似たサービスにOCNモバイルONEの500kbpsコースというものがあります。
月額1800円で常時500kbpsの速度で使うことができますが、月間15GBまでと容量が決まっていてその後は200kbpsに制限されてしまいます。

一方でWonderlink LTEの「F-使い放題700」は月額1580円で最初の1GB分は最大225Mbpsの超高速通信ができ、その後も700kbpsというOCNよりも早い速度でデータ通信ができます。月間の総データ使用量に制限も設けられていません。

通話SIMプランがないのが難点ですが、データ通信のみで良い方には料金面でもサービス面でも「F-使い放題700」はかなりお得です。

3日間制限など通信速度制限について

MVNOでは一般的に3日間で366MBを超えると速度制限するケースが多いですがWonderlink LTE Fシリーズでは直近一日の通信容量1GBを超過した場合は、速度制限がかかることがあります。1GBというと360pの動画を5時間見れるぐらいの容量なので長時間の利用時には注意が必要です。

また、通信規制の種類としては「確実に制限がある」 「制限がかかることがある」 「制限がない」などありますがWonderlink LTE Fシリーズの場合、状況により速度制限する場合があるということなので比較的、制限が緩いといえます。

最低利用期間

Wonderlink LTE Fシリーズは通話SIMが無くデータSIMのみになります。それで他社MVNOと同様、最低利用期間はありません。縛りがないので自分のニーズに合わなければストレスなく他社に変更可能です。

Wonderlink LTE Fシリーズの総評

Wonderlink LTE Fシリーズの最大の魅力はやはり通信容量超過後も700kbpsの通信速度で利用できるところでしょう。
高速とは言えないまでも、他社にはない領域の700kbpsで速度制限後も利用できるのは見逃せないサービスの一つでしょう。
SMS機能や音声通話サービスがないのでそれを求めている方には不向きですが
通信制限がストレスになっていた方、音楽ストリーミングや動画の利用が多い方にはお勧めです。

(参考記事)ネット使い放題がある格安SIM MVNO比較

使い放題と言っても注意は必要です。
直近一日の通信容量が1GBを超過した場合、
制限がかかることもあるので覚えておきましょう。

Fシリーズはサービスがシンプルで価格も割安感があります。
大手パナソニックが提供する格安SIMということもあって安心感もあり
注目度の高いMVNOの一つです。