格安SIM OCNモバイルoneのOCNでんわを他社MVNOと比較してみました。
まずは料金、かけ放題内容をご覧ください。
サービス名:OCNでんわ 10分かけ放題
月額料金:850円
サービス内容:10分以内の通話が何度でも無料
OCNでんわ 10分かけ放題の基本情報
OCNでんわ 10分かけ放題はとてもシンプルなサービスです。専用アプリをダウンロードしてそのアプリから発信するだけでこのサービスが適用されます。サービス名通り10分間の国内通話は何度でも無料となります。
万が一制限時間を超過した場合もアプリを使って入れば10円/30秒で通話ができます。この価格は現在のMVNOの主流ですので安くも高くもないと言えます。
緊急電話は使えないため、もしもアプリを使わずに通話する場合は20円/30秒となります。
一般的に通話SIMの縛りが12ヶ月のところOCNでんわの場合は6ヶ月以内の解約に8000円の違約金という設定なのでかなり良心的な縛りです。とても普通のサービスとお伝えしましたが、縛りのことを気にせずとりあえずはお試しいただいて、大きな不満がなければ6ヶ月後に継続するも解約するも再検討いただくことができる点が大きなオススメポイントです。
OCNの何度でもかけ放題をシミュレーションすると…
まず知っておきたい点は、総務省の調査結果で日本人の1度の通話時間の平均が2分25秒だったということです。
OCNでんわ 5分かけ放題はこの要求を十分満たしているのでこの点でまず合格です。では、実際に使ってみたらどうなるでしょうか。
かけ放題は通話ですので当然、音声付きSIMがまず必要になります。
OCNの通話SIMはデータ量の最低が3GBで1800円ですが、変わり種で110MB/日で1600円というプランもあります。これは月換算にすると3.3GBということになり、値段もデータ量もお得なプランと言えます。
ここにかけ放題の850円を加えると2450円となります。
毎日のデータ使用量がだいたい一定している方はこちらのプランがオススメです。逆に週中はほとんどデータは使わないが、週末に動画をたくさん観たりしてデータを消費するというようなデータ使用量の変動が激しい方には定額3GBがオススメです。その場合合計で月額2650円となります。この様にかけ放題と組み合わせられるデータ量プランが色々選べる点はOCNの強みです。
またOCNモバイルには月額2500円の500kbpsサービスも用意されています。こちらは月間15GBまで最大速度500kbpsが出るというもので他社MVNOにはない個性的なデータプランです。
110MB/日で十分という方は是非OCNのかけ放題をご検討ください。ちなみに110MB/日でどれほどのことができるのかはOCNのホームページ上でわかりやすく説明されていますのでそちらをご覧ください。
では同様のサービス帯で他社のプランと比較するとOCNのかけ放題はどうなのか以下をご覧ください。
OCNでんわ 10分かけ放題を他社MVNOと比較してみると
他社格安SIM MVNOの10分かけ放題サービスと比較してみましょう。
10分かけ放題を提供しているMVNOは、IIJmio、スマモバ、フリーテル、ワイモバイル、U-mobileがあります。
最安、かつお得に運用できるのはIIJmioで、3GBのデータ付きで月額2430円になります。
U-mobileの「SUPER Talk S」であれば2GBのデータ付きで月額1980円から運用できますが、2年縛りなのと途中から月額が2980円となるため最安にはなりません。
OCNモバイルの10分かけ放題は3GBプランで2650円とやはりIIJmioよりは高くなってしまいます。
格安SIM OCNの10分かけ放題の評価
総合的に見てみると、このサービスが文句なしだ冒頭で述べたことをご理解いただけるかと思います。特に縛りのことを考えれば、選んで損はないかけ放題プランです。
もちろん部分部分では他社に劣る面もあります。例えば、データが3GBもいらないというユーザーのために、もう一つ下のプランを作ってくれても良かったかなとも思います。もしも1GBで5分かけ放題プランがあったらさらなる節約もできたかもしれません。実際そんなプランを用意している会社もあるのでそちらも併せてご検討ください。
いずれにしても、必要条件は十二分に満たしているOCNでんわ 5分かけ放題は間違い無くオススメのMVNOかけ放題と言えます。