キャンプや車中泊が人気なだけでなく自然災害も多い昨今、大容量のバッテリーを持ち運べる「ポータブル電源」の人気が高まっています。

ポータブル電源の中で最も有名といえるのがAnkerのPowerHouseですが、それに対抗する機種としてSuaokiのG500があります。

両者のスペックや使える物を比較してみました。

Suaoki G500とPowerHouseのスペック比較

メーカー Suaoki Anker
商品名 G500 PowerHouse
価格 59,880 49,800
容量 137,700mAh
/500Wh
120,600mAh
/434Wh
AC出力
(コンセント)
300W 120W
DC12V出力 120W 120W
USB出力 18W 30W
ソーラー充電
(純正オプション)
その他 コンセント2口
USB-typeC対応
出力波形 正弦波
サイズ 28×19×21 20×16.5×14.5
重量 6.8kg 4.2kg
保証期間 12ヶ月 18ヶ月

価格はPowerHouseより1万円程度高くなり重量も増えますが、SuaokiのG500の最大の魅力はACコンセントの出力が300Wまで出るという点です。

PowerHouseのAC出力は120Wまでとなっており、アウトドアや災害時に役立つ多くの電化製品を使うことができますが、大出力が必要な電化製品を

使える物

■製氷機
■一人用コタツ
■小型ファンヒーター
■電気毛布
■ドローン・ラジコンバッテリー
■扇風機
■ポータブル炊飯器
■車載冷蔵庫・冷温庫 
■LED照明
■ノートPC
■アマチュア無線機
■12V空気入れ
■スロークッカー
■液晶テレビ
■加湿器
■バイクバッテリーの充電
■プリンター
■ヘアアイロン
■ギターアンプ

Anker PowerHouseの出力で使える物リスト

SuaokiのG500のメリットデメリット

上記にあるようにSuaokiのG500の特徴、それもAnker PowerHouseと比較した場合の最大のメリットはAC出力が300Wまでという点です。

一方でデメリットというか、いくつかのポータブル電源を比較検討している方は注意すべき点があります。

サイズ・重量

Suaoki G500 Anker PowerHouse
サイズ 28×19×21 20×16.5×14.5
重量 6.8kg 4.2kg

Suaoki G500はAnker PowerHouseと比較して2回りほどサイズが大きくなります。

また重量も2kg以上差があります。

車に積載しっぱなし等のようなシチュエーションでしか使わないという場合はあまり気にならないかもしれませんが、防災用品としての用途だと持ち運び安さに差がでそうですね。

容量・価格

メーカー Suaoki G500 Anker PowerHouse
価格 59,880 49,800
容量 137,700mAh
/500Wh
120,600mAh
/434Wh

どちらも5万円オーバーのポータブル電源ですがSuaoki G500はAnker PowerHouseよりも1万円ほど高くなります。

確かにG500の方が大出力に対応していますが、バッテリー容量はそこまでPowerHouseと変わらない(少し多い程度)です。

それで両者どちらでも使える電化製品の使用可能時間は大きく変わらないので、120Wオーバーの物を使うことがなければPowerHouseでも充分といえるかもしれません。

ブランド・保証期間

メーカー Suaoki G500 Anker PowerHouse
保証期間 12ヶ月 18ヶ月

アマゾンレビューやYoutubeでもSuaokiのポータブル電源を使ったレビューは容易に見つかります。

それでもAnkerブランドの方が知名度は格段に上で、不良品だった場合の対応も良いと評判です。

また保証期間も18ヶ月あり、スアオキの1.5倍長いので安心感もあると思います。

まとめ

今はまだポータブル電源は黎明期といえそうで、今後もいろんなメーカーから製品が出てきそうです。

特に自然災害が多い昨今は多少値段が高くても1台備えておくだけで停電などでサバイバルしないといけない数日間がとても楽に過ごす事ができます。

この記事を書いてなんとなくAnker推しっぽくなりましたが、私は用途に合う方を選べばいいと思います。

大出力の電化製品を使いたい場合はSuaokiを、とりあえず最低限の電化製品が使えれば満足という方はAnker PowerHouseがおすすめです。