仮想通貨のチャートを見て「今が買い時だッ!」と思っても取引所に登録していなければ購入することはできません。
そしてこの登録作業も本人確認の手続き上、取引開始まで何日か要する場合があります。
仮想通貨の価格は短時間で大きく変動するのが常ですので、数日後どうなっているかは分かりません。
即日で取引開始ができる取引所をご紹介します。
即日取引開始できたのはビットフライヤー
いくつもの仮想通貨の取引所に登録してきましたが、即日で取引開始できる状態にできたのはビットフライヤーでした。
メールアドレスの入力、個人情報の入力、免許証など本人確認証のアップロードなどをした後、しばらくして仮想通貨売買ができる「トレードクラス」のアカウントを取得できました。
取引を始めるために銀行振り込みでビットフライヤーに入金して30分以内には入金が反映されていました。
今すぐに仮想通貨取引を始めたい、今の相場で参入したいという方にはおすすめです!
ビットフライヤーの取引画面は初心者にやさしい
一般的な仮想通貨の取引画面は為替売買(FX)や株取引をしたことのある経験者であれば全く問題なく使い方が分かると思います。
他方こうした取引を初めて行うという方には使い方が分からないかもしれません。
ビットフライヤーの取引所では初心者でも見やすい「ビットコイン取引所」の取引画面と、細かい情報が見れるベテラン向けの取引画面「bitFlyer Lightning」があります。
「ビットコイン取引所」ではビットコイン(BTC)の買える価格帯(ASK 緑色の数字)と売れる価格帯(Bid 赤の数字)が表示されていて売買ボタンが設置されている、最低限の情報だけ表示してあるシンプルな作りです。
一方で「bitFlyer Lightning」ではリアルタイムのチャートや売り気配、買い気配の詳しい情報を見たりできます。またレバレッジを利かせたFX取引もできます。
全く初めての初心者が見ると画面全体の情報の嵐に圧倒されてしまいます…。
まずは「ビットコイン取引所」で少額から取引をしてみることをおすすめします。おそらく少しすればすぐにbitFlyer Lightningの方に移れるし、そちらの方が見やすいと感じると思います。
仮想通貨取引所は有名どころでも「bitFlyer Lightning」のような取引画面しかない場合があります。
ビットフライヤーは即日で取引を開始することができ、画面操作もしやすいため初めて仮想通貨取引をする方にはおすすめの取引所の一つです。
以下でビットフライヤーのその他のメリットとデメリットをまとめています。
ビットフライヤーは高い安全対策を講じた国内販売所
ビットフライヤーは金融庁に正式登録された仮想通貨取引所です。
これは正式登録されていない「みなし業者」と比較して安心材料が多いといえます。(みなし業者とは)
みなし業者にはハッカーにより数百億円分の仮想通貨が流出したコインチェックが含まれています。
正式登録された取引所だから絶対安心と言えるわけではありませんが、安全管理に関する国の基準を満たしているという点でみなし業者にはない安心材料があります。
2種類の損害保険に契約
ビットフライヤーは国内初のビットコイン事業者向け保険を三井住友海上火災保険と共同開発し、利用者の資産保護のために以下の2種類の損害保険に加入しています。
1.二段階認証登録ユーザー様のメールアドレス・パスワード等の盗取により行われた不正な日本円出金に係る補償
2.当社へのサイバー攻撃等によって発生したビットコインの盗難、消失等に係るサイバー保険
このような万一のための備えがなされているのもビットフライヤーのメリットですね。
仮想通貨の「販売所」と「取引所」がある
ビットフライヤーはビットコインの販売所だけでなく取引所もあります。
販売所とは、仮想通貨交換業者が販売・買い取りをしています。
取引所は仮想通貨交換業者を利用しているユーザー同士で売り買いする場所の事です。
どの仮想通貨交換業者でもそうですが、一般に販売所は取引所に比べて販売価格が高く買い取り価格が安いです。
このためはっきりいって損をしてしまいます。
販売所の唯一のメリットとしては購入画面が簡易的で誰でもわかりやすいという点くらいです。
お得に買い、お得に売るには取引所を利用するのが手です。
仮想通貨交換業者によっては販売のみ対応している業者もありますが、ビットフライヤーは販売所と取引所の両方があります。
取引所の対応通貨はビットコインのみ
ここからはビットフライヤーのデメリットを挙げていきたいと思います。
お得に売買できる取引所があると書きましたが、対応している通貨はビットコインのみとなっています。
その他の通貨(アルトコイン)は販売所で購入することができます。
取扱いアルトコインは以下の通りです。
○イーサリアム(ETH)
○イーサリアムクラシック(ETC)
○ライトコイン(LTC)
○ビットコインキャッシュ(BCH)
○モナコイン(MONA)
○リスク(LSK)
他の仮想通貨交換業者と比較するとやや割高になっています。
国内の登録仮想通貨交換業者でアルトコインの取引所があるのはザイフ(Zaif)ビットバンク(Bitbank)、コインエクスチェンジ(QOINEX)です。
各業者の取り扱いアルトコインは以下の通りです。
【ザイフ】
○ネム(XEM)
○モナコイン(MONA)
○ビットコインキャッシュ(BCH)
○イーサリアム(ETH)
【ビットバンク】
○イーサリアム(ETH)
○ライトコイン(LTC)
○ビットコインキャッシュ(BCH)
○モナコイン(MONA)
○リップル(XRP)
【コインエクスチェンジ】
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
リップル(XRP)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
キャッシュ(QASH)
ビットコインよりも比較的変動の大きいアルトコインでの取引をしたい方はザイフなどの取引所の利用がおすすめです。