今回は「シェアSIM」に関して情報をまとめてみます!

なんのためのシェア?

容量を複数回線で分けあってしまえるサービス「シェア」サービスは、そもそもどんな風に用いられているのでしょうか?

「シェア」の用途は大きく分けて2つあります。
1;家族で分け合う
2;自分の持っている複数の端末に分ける

1、については説明不要と思いますが、シェアのメリットはただデータを分け合えるということだけではなく、副回線の利用状況を一括管理できるという点もあります。

つまりお父さんが主回線で家族とシェアすれば、家族の誰かがデータを使い過ぎているのも一目瞭然ということです。
お子さんだけでなく、おじいさんたちの使用状況も気遣ってあげられます。

用途2は、例えば iphoneとipadにSIMを指してシェアすれば月額料金やデータ残量を一括で管理できて便利です。
こまこまと残ったデータが各端末ごとで翌月に繰り越されるよりも、複数端末でしっかり使い切った方が便利ではないでしょうか?

そんな便利な「シェアサービス」を提供している会社で主だったものをピックアップしてみました。
IIJmio
DMM mobile
BIGLOBE
イオンモバイル
OCN mobile
mineo

などです。

各社とも少しずつサービスを変えて他社との差別化を図っていますので、それぞれのサービスを紹介していきます。

IIJmioのシェアサービス

IIJmioは「シェア」に関してはかなり力を入れている方のMVNOです。
例えば、最大10枚までシェアができるというのは他社にはない多さです。(ただし、音声シムは最大5枚までです。)
用意されているプランは以下の3つです。
ミニマムスタートプラン;3GBデータの音声付きSIMが月額1600円から利用可能です。
ライトスタートプラン;6GBデータの音声付きSIMが月額2220円から利用可能です。
ファミリーシェアプラン;10GBデータの音声付きSIMが月額3260円から利用可能です。

以下に注意点を挙げます。

ミニマムスタートプランとライトスタートプランは、契約後にシェアSIMの追加が1枚だけ可能です。
その際、追加手数料として2000円、カード発行手数料として394円が別途かかります。(これは初期費用です。)
さらに月額料金がSIMに400円、音声SIMならさらに700円掛かります。

ファミリーシェアプランは、契約時に3枚までシェアSIMの申込みが可能です。
加えて契約後には、音声SIMなら合計5枚、データSIMなら合計10枚までシェアが可能です。

ですので、最初にシェアで契約すれば、3枚目までは追加SIM手数料の400円は掛かりません。
4枚目以降は他のプランと同じように月額料金がSIMに400円、音声SIMならさらに700円掛かります。

総合的に見て、極めてオーソドックスな設定です。

IIJmioの特別な売りは、docomoプランとauプランでもシェアが可能という点です。
IIJmioはdocomoプランとauプランを用意する貴重なMVNOですが、家族の中でSIMの選択がバラバラでもシェアし合えるというのは大きなメリットです。

DMMのシェアサービス

IIJmioは家族へのサービスを強化しているため、料金形態が少し複雑ですが、DMMはとてもシンプルです。

SIMのシェアは最大で3枚まで可能です。
初期費用ですが、
SIMの追加には手数料として¥3000がかかります。
プラスSIM準備料として400円ほどがSIMごとにかかります。

最初から3枚使いたい場合、親SIMの新規契約の時点で全て契約してしまうのがお得です。
しかもキャンペーン期間中であれば親SIMの手数料も0円になることもあります!

月額料金としては、
追加SIM利用料として月額¥300が掛かります。
ただし、8GB以上の容量SIMには追加SIM利用料は発生しません。

音声SIMの場合、追加SIMにも月額料金としてさらに¥700が月々かかります。

DMMの魅力はプランのバリエーションの多さです!
1,2,3,5,7,8,10,15,20GBの中から選ぶことができます。

BIGLOBEのシェアサービス

こちらも設定はシンプルです。

シェアは最大で5枚まで可能です。
初期費用;
SIMの追加手数料として¥3000がかかります。
SIM準備料として400円ほどがSIMごとにかかる点もDMMと同じです。

月額料金;追加SIM利用料は月額¥200です。
追加SIMとして「音声SIM」を使いたい場合プラス¥700が必要です。

尚、シェアができるのは親SIMの契約が3GB以上の場合です。

BIGLOBEの特徴は、シェアをしながらも名義を統一しなくて良い点です。
例えば、それまでは家族がバラバラに携帯を契約していて、お父さんのBIGLOBEシムで全部まとめることにした場合、それぞれの名義のまま、お父さんのシェアSIMを使うことが可能です。

名義を統一するのは結構面倒なので、これは大きなメリットです!

イオンモバイルのシェアサービス

イオンはかなりお得な設定なのでご注目ください!

シェアは最大で5枚まで可能です。
しかも音声SIMプラス、データSIM2枚の組み合わせなら初期費用は¥3000です。

シェアSIMを音声プランに変えることも可能ですが、その場合は一枚ごとに月額料金700円が発生します。

さらに、契約時以後にSMS機能を付けたり音声SIMに変更したりする場合はSIMを変更しなければならないので大きく手数料がかかります。

月額料金;上記の通りの3枚組み合わせであれば、親SIMの月額料金のみとなります。例えば4GBならシェアをしても月額1780円です。
4枚目以降はSIM追加利用料として200円、それを音声SIMにしたければさらに700円が必要です。

注意点としては、イオンのシェアプランは実店舗でしか申し込みができません…
近くにイオンモバイルの店舗がない方には厳しいかもしれません。

イオンのメリットはDMMに負けないプランの豊富さです。
その中でもシェアができるものとして4,6,8,12.20,30,40,50GBとかなりの大容量までカバーしています。

最初の3枚は親SIMの分だけの手数料で済むことも含め、かなりオススメのMVNOです!

OCNモバイルのシェアサービス

NTTでおなじみのOCNのシェアはこんな感じです。

シェアは最大で5枚まで可能です。
OCNは親SIMの契約時にシェアできるのは何枚まで、などという制限はありません。
また全プランでシェアが可能です。

まずは当然親SIMのプラン月額基本料がかかります。例えば10GBなら月額3000円です。
そこに初期費用が追加SIM料としてデータSIMなら1800円、音声SIMなら3000円、枚数分掛かります。

月額料金;上記の他に追加SIMには、利用料としてデータSIMなら月額400円、音声SIMなら1100円が必要です。

考え方によっては、特別なルールがない分OCNの設定は最もシンプルと言えるかもしれません。
ただし、他社に比べると若干割高な感もあります。

mineoのシェアサービス

mineoのシェアはここまで紹介したものとは少し違う形態です。

mineoのシェアは、グループに参加している人の前月に余ったデータ量をシェアできるというものです。

言うなれば、毎月シェアできる容量は変わるということです、ある月は全く無かったり、ある月は大量にあったり…

この設定のメリットはグループの誰かが毎回使い過ぎてしまうことはないという点です。

例えば、他社のシェアだと、家族で20GBをシェアするのにいつも弟くんばかりゲームでデータを使い、実際には家族の他のメンバーはあまり使えないなんてこともあり得ます。

mineoの場合は、まずは個々が予定通りに自分のプランを使い、余ったものをシェアできるので、とても公平と言えます。

それぞれ別のSIMですし、プランも別です。mineoにはdocomoプランとauプランがありますが、メンバーがそのどちらでもシェアは可能です。

シェアをするには、代表者を決め、メンバー全員がシェアの承認をし合う必要があります。

いかがでしたか?

料金としてはそんなに違いはないと思います。
追加SIM料金やその月額利用料なども似たり寄ったりです。

違いとしてあるのは母体となるSIMで選べる容量のバリエーションです。
せっかくシェアをするのだから十分な容量を契約したいですが、あまり大容量になると、ここで別々に契約した方が割安になることもあります。

ただ、冒頭でお伝えした通りシェアには「一括管理」というメリットがあります。
いろんな要素を含めてご検討いただきたいと思います。

蛇足ですが、個人的にはmineoのシェアプランが最も「シェア」の精神に則っている感じがします。
余ったものを有効活用してもらう!
尚、mineoにはさらにギフト制度もあり、自分の容量を他の人にプレゼントすることもできます。グループでシェアされてるものもギフト可能です。
まるでグループからのギフトの様な、素晴らしい仕組みです。

mineoになんの恩義もありませんが、全体を見てみて気がついたことです。

皆さんはどこのMVNOのシェアプランをお気に召されたでしょうか?