誰もが耳にしたことはあるであろう格安MVNO楽天モバイルとBIGLOBE SIMを比較してみました。

料金設定などがとても似ている2社ですが、例えば両社が前面に打ち出しているオプションだけを比較しても、かけ放題通話のある楽天と、月に1時間の無料通話があるBIGLOBEというようにハッキリとした違いもあります。

ここだけを見ても、短い通話をたくさんしたい方は楽天、仕事などの大事な話は時間を気にせず通話したい、しかも低価格で抑えたい方はBIGLOBEというように、ニーズもはっきり分かれます。

どちらにもメリットデメリットがありますので以下に詳述します。

両社の共通点

まずは両社の共通点ですが料金体系がとても似ています。

3GBプランは両社とも、データのみ、SMS付き、音声付きどれも全く同じ金額です。5GBも全く同じに見えますが、BIGLOBEは同じ金額でも6GB付いてきます。1GBのプラスは大きいですね!

楽天が10GBプランにしているのに対してBIGLOBEは12GBですが、GB単位で計算すると全く同額です。なので単純にお得なプランを選びたいならBIGLOBEのライトSプラン月額6GBです。BIGLOBE自体も人気No.1プランとして打ち出しています。

しかもBIGLOBEのライトSプランと12GBプランには街中のFREE Wi-Fiスポットを使えるライセンスが付いてきます。(FREE Wi-Fiスポットについては後で触れます。)

さらに、BIGLOBEのライトSプランと12GBプランは申し込み特典としてデータSIMなら6ヶ月間月額400円割引、通話付きSIMなら6ヶ月間月額600円割引もされるので、楽天との差が出てきます。

なので、単純に格安感を求めるならBIGLOBEがオススメです。
もう一つ大きな共通点として両社ともスマホとSIMのセット販売もしていて、さらに両社ともそのスマホのバリエーションが豊富ということも挙げられます。

SIMフリースマホを持っていない、そもそもSIMフリースマホって何?という方には、シムフリーであることがしっかり保証されたスマホをバリエーション豊富に揃えているこの2社は、格安SIMを安心して使い始める点でおすすめといえます。

両社の通話SIMの違い

タイトルにある通りこの2社は通話サービスの提供アプローチが大きく違います。
楽天のかけ放題は、月額850円で5分以内の国内通話が何度でも無料になり、制限時間超過後は30秒ごとに10円となります。
一方BIGLOBEは、月額650円で1200円分の通話が無料になります。(最大60分)こちらも、制限時間超過後は30秒ごとに10円となります。

両社とも制限時間超過後30秒ごとに10円とするためには、それぞれの会社が提供するアプリから通話を始める一手間が必要という点も同じです。

通話に関して単純に月額料金だけを見れば200円安いBIGLOBEがお得ということになりますが、短い通話をたくさんする方には回数制限のない楽天のかけ放題がオススメです。

一方で月の通話はトータル1時間もいかない、ただし途中で切るわけにはいかない大事な通話が月に何度かある様な方はBIGLOBEがオススメとなります。

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両社のデータSIMの違い

先に述べた通り両社のプランはとても似ているので、唯一の違い月額1450円払うと楽天は5GBのところ、BIGLOBEは6GB使える点が目立ちます。しかもBIGLOBEは最初の6ヶ月は月額料金がさらに400円引き。全体的に見てBIGLOBEがオススメです。
ただしBIGLOBEの3GBプランに関しては余ったデータが繰り越せない点は注意が必要です。

データに関してのみですが、BIGLOBEは口座振替が可能です。カード払い以外のお支払い方法を探してい方にはこの点でもBIGLOBEがオススメです。

そして、BIGLOBEの6GBプランと12GBプランは「シェア」もできます。「シェア」とは契約プランは一つでも、もらえるSIMカードが複数にできるというサービスです。この利点は例えば12GBプランを4枚SIMで申し込んだ場合、3GBずつの4枚に分けてお母さん用、子供用、お父さんのスマホ用、家族のタブレット用という使い方が可能です。こうすれば家族それぞれが3GBSIMを別々に契約する時に発生する基本料などが全て節約できます。

もちろん追加SIMにも月額料金がかかりますが、データSIM200円、SMS付き320円、音声SIM,900円なので、端末一つ一つに契約するよりもずっとお得なことは間違いなしです。例えば6GBプランを申し込みSIMを2枚にして1枚は音声SIMでスマホに差す、もう一枚はデータSIMにしてタブレットに差すと2150円プラス200円でそれぞれ3GBずつ利用できます。音声SIMとデータSIMをそれぞれ3GBずつ申し込んだ場合よりも150円安く済むことになります。

楽天にはこの「シェア」サービスがありません。複数端末でSIMが必要な方や家族で格安SIMを使おうかとお考えの方にはこの点でBIGLOBEがオススメです。ちなみにBIGLOBEの「シェア」の場合、6GBプランではSIMは最大2枚、12GBプランではSIMは最大4枚となっています。

楽天の特徴 コミコミプラン

楽天モバイルには、かけ放題にスマホ本体とデータ通信までが付いてくる「コミコミプラン」が3種類用意されています。内容はというと、

コミコミプランS:月額1880円~でデータ通信2GB +普通のスマホ
コミコミプランM:月額2480円~でデータ通信2GB+ハイスペックスマホ
コミコミプランL:月額2980円~でデータ通信4GB+ハイスペックスマホ

プランSのスマホはスペックが少し低いため、ゲームなどをするには少し厳しいようです。なので、用途によってはせっかく2GBついている高速通信が生かせないこともあるようです。実際楽天自体が一般の方にプランMをオススメしています。
もしも楽天のセット割の機種の中にお好みのものがあれば、通常よりも割引価格で手に入りますので楽天のコミコミプランは魅力的になります。

ただし、コミコミプランには24ヶ月縛りがあります。一般的な格安MVNOが12ヶ月縛りなのに対してかなり長い縛りです。最初から末長く付き合う気であれば問題ないですが、2年はかなり長いのでこの縛りには注意が必要です。
ちなみに、楽天の音声付きプランの縛りは12ヶ月で9800円。BIGLOBEの音声付きプランの縛りは12ヶ月で8000円となっており、もしも解約をしたくなった時のことを考えてもBIGLOBEはお得です。

データプランに関しては両社とも違約金は定めていません。縛りなしです!

3日間制限

高速データ通信の速度を保つため大抵の格安MVNOは3日間の速度制限を設けていて、制限超過後はメールができる位まで落とした速度でのみ利用可能としています。

楽天もデータごとの3日間制限を定めており、5GBプランは1GBになると、10GBプランは1,7GBで制限をかけるとしています。1,7GBとは超高画質でyoutubeを2時間も見れば到達してしまいます。

例えば、週末にのんびり映画を見まくりたいという方は土曜日だけで容量を超えてしまいせっかくデータの容量は残っているのに日曜日は高速通信ができないということも起こりえます。

BIGLOBEはこの3日間制限がありません。この点でもBIGLOBEは使いやすいといえます!

使える貯まる楽天ポイント

楽天の強みとしては「楽天スーパーポイント」です。かなり有名です。楽天モバイルの基本使用料と端末の一括払いにポイントが使用でき、楽天モバイルで利用する金額100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。(ただし端末の分割払いやオプション料金にはポイントでのお支払いができません。ポイント付与に関しても端末代金や事務手数料などが対象外となります。)

普段の生活で楽天が身近な方々はここも外せない魅力ですね!

FREE Wi-Fiスポット

冒頭でBIGLOBEのライトSプランと12GBプランには街中のFREE Wi-Fiスポットを使うためのライセンスが付いてくるとお伝えしましたが、BIGLOBEの提供するFREE Wi-Fiスポットはセブンイレブンや、マクドナルド、駅や空港など様々な場所にあるため、上手に活用すれば高速通信データを節約可能です。

結論

一見するととてもよく似たサービスを提供している2社ですが、じっくり見てみるとずいぶん違いがあることに気づかれたのではないでしょうか?

特に、月の通話がトータルで1時間を超えない方、家族で格安SIMを始めたい方、口座振替をしたい方、時々思いっきりネットを使いたい方、などはBIGLOBEが断然オススメです。

一方で、楽天市場などを普段から活用している方、楽天と末長く付き合いたい方、短い通話をたくさんしたい方は楽天SIMがオススメです。