自宅ではノートPCに外部モニターを接続して使っているので、外出先でもデュアルディスプレーにしたいと思いiPadをサブディスプレイ化できるアプリ「Duetディスプレイ」を購入してみました。
使ってみた感想をレビューしたいと思います!
率直な感想
Duetディスプレイにした理由は、ネットでマルチモニター化アプリについて調べると色んなブログでDuetディスプレイが評判が良かったからです。
今回はiPad pro 9.7に入れました。
使ってみた感想を一言で表すと、
一時的な手段としてなら使用に堪えられるけど、外部接続専用のモニターと同等とは言えずメインで使うのは厳しい
と感じました。
ただし外出先などで一時的に使用する分にはとても役立つと感じ、実際に利用しています。
家など専用のモニターに繋げられる時は敢えてDuetディスプレイを利用したいとは思わないですね。
その理由は2つあります。
1サブディスプレイ上の動きはスムーズだけど専用モニター接続時ほどシームレスではない。
2アプリが落ちることがある。
補足すると、上記の理由はDuetディスプレイのアプリのせいではなく私の低スペックPCのせいかもしれません。
1ややカクつく
例えばChromeなどのブラウザをiPad側に移動させるときの動作や、iPad画面上でのマウスポインタの動きはスムーズです。
でもシームレスかというとそうではありませんし、素早く動作させようとすると多少カクつきます。
専用の外部モニターだと素早い動作もシームレスにできるのが普通だったため最初は違和感を覚えました。
2アプリが落ちる
これは他の外部モニター化アプリでもあるようですが、評価の高いDuetディスプレイでも起きました。
多分、PC側のメモリが限界に近づくとDuetディスプレイアプリが落ちてしまうように感じました。
だからDuetディスプレイを使うときは必要のないアプリは動かさないようにしています。
アプリが落ちてしまうと、iPad側の画面が下のように表示され、自動的に再接続が始まるか、iPadのホーム画面に戻ってしまいます。
落ちる前にiPad側に表示されていたものは、落ちたときにPC側のメインモニターに戻ってしまうため、再接続がされてもメインモニターに戻ったブラウザなどをiPad側にもう一度移す必要があるので正直うっとうしいです。
それでもDuetディスプレイには満足!
上記2つのデメリットはありますが、それでもDuetディスプレイにはメリットもたくさんあり、入れて良かったと感じています。
Duetディスプレイは有線を使ったマルチモニター化アプリなのでカクつきはあるもののまだ使い勝手は良い方だと思います。
あとマルチディスプレイにするとやっぱり作業がラクです。
iPad 9.7インチとミニノートなので場所をとらずに快適な作業空間を作れます。
iPadにアプリを入れ、PC側にも対応のソフトを入れておけば設定は終了で、あとは使いたいときに、1iPadとPCをライトニングケーブルで接続し、2iPadのDuetディスプレイを立ち上げるだけで後は自動的にマルチモニターになるので簡単です。
Duetディスプレイはこんな方におすすめ
Duetディスプレイは外出先でもマルチモニターで作業をしたい方にはおすすめです。
多少問題はあるものの、シングルディスプレイよりは使いやすいです。
でも外付け専用モニターには負けるので、自宅でのみマルチモニターとしてガンガン使いたい方は外付けモニターを買った方がいいかもしれません。
家では専用モニター、外出先ではDuetディスプレイ、という使い方が私にとって一番しっくりきましたね。