皆さんは「DSDS」をご存知ですか?これは「デュアルシム、デュアルスタンバイ」の略語です。
お察しの通り、この機能があれば一つのスマホに同時に2枚のシムが差せます。
そして、その2枚ともで待ち受けができます。
この機能にどんなメリットがあるのでしょうか?
DSDSのメリット
■2回線の待受が可能なので電話番号を使い分けることが可能です。
仕事用の番号と、プライベートの番号というような使い分けが可能です。
■あるいは、SIM1はデータ用、SIM2はかけ放題用という使い方も可能です。
■あるいは、一つはキャリア、一つは格安SIMという形で使うことも可能です。
音質や電波状況が不安な時にはキャリアを、市街地での使用など格安SIMの電波状況で十分というときは格安SIMを、という使い分け方も可能です。
■データ量の上限を超えてチャージをするよりも、SIM2つ持ちの方が安く上がることもあります。
ですので、この機能はアイディア次第でかなり有効です。
とはいえ「DSDS」を知らない方もまだまだ多いくらい、この機能が使えるスマホは最近になって増え始めた状態です。
ではDSDSに対応しているのはどの機種でしょうか?
DSDS対応スマホ
これから「DSDS」対応の機種をご紹介します。
そのスマホを扱っているMVNOも合わせてご紹介しますので、今後のSIM選び、MVNO選び、そして機種選びにお役立てください!
ZenFone 3 Deluxe (ZS570KL)
ASUSが提供する超高級機種です。カメラも液晶もハイスペックです。
電池容量も十分ですし、金額さえこだわらなければ是非使ってみたい機種です。
こちらは、MVNO「goo」が提供しています。
MVNO「goo」は機種の販売を得意としています。
合わせて各種SIMも提供していますが、それは全て「ocn」のSIMです。
ですので「goo」で機種を買って「ocn」のSIMプランにすれば、ocnの「10分かけ放題」サービスや、6ヶ月間という緩い縛り(最低契約期間)、業界内でも安い部類の各プランサービスを受けられます。
■メーカー名:ASUS
■プラットフォーム:Android 6.0.1
■液晶:5.7型ワイド Super AMOLED
フルラミネーションディスプレイ
Corning Gorilla Glass 4
アンチフィンガープリント
■解像度:1,920×1,080ドット (フルHD)
■グラフィックス機能:Adreno 530
■バッテリー:3,000mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon 821 (クアッドコアCPU)
■動作周波数:2.4GHz
■大きさ:高さ約156.4mm×幅約77.4mm×奥行き約7.5mm、約172g
■メモリー:6GB
■ストレージ:256GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:2,300万画素Webカメラ内蔵、レーザーオートフォーカス、デュアルカラーLEDフラッシュ
■参考価格:89,800円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS
ZenFone 3 Deluxe (ZS550KL)
こちらは、上の機種のセカンドモデルです。
カメラ、CPU、メモリーなどすべての点でワンランク下がりますが、その分価格が安くなり、大きさ重さもワンランク下がるので、それほどのハイスペックは求めない、逆に持ち運びしやすいものが良い!問い方にオススメです。
こちらも、MVNO「goo」が提供しています。
■メーカー名:ASUS
■プラットフォーム:Android 6.0.1
■液晶:5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン Super IPS+液晶 (LEDバックライト)
フルラミネーションディスプレイ
Corning® Gorilla® Glass 4
アンチフィンガープリント
■解像度:1,920×1,080ドット (フルHD)
■グラフィックス機能:Adreno 506
■バッテリー:3,000mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon 625 (クアッドコアCPU)
■動作周波数:2.0GHz
■大きさ:高さ約151.4mm×幅約76.7mm×奥行き約7.8mm、約160g
■メモリー:4GB
■ストレージ:64GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:1,600万画素Webカメラ内蔵、レーザーオートフォーカス、デュアルカラーLEDフラッシュ
■参考価格:55,800円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS、指紋認証
ZenFone 3 Ultra (ZU680KL)
こちらは、上で紹介した2つよりもさらに大きなモデルです。
ストレージが32GBと若干少なめですが、それを除けばどのポイントもハイスペックです。
特に電池は超強力サイズが搭載されているので安心です。
少し重くてもしっかりしたスマホが欲しい!という方にオススメです。
こちらも、MVNO「goo」が提供しています。
■メーカー名:ASUS
■プラットフォーム:Android 6.0.1
■液晶:6.8型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS+液晶 (LEDバックライト)
フルラミネーションディスプレイ
Corning® Gorilla® Glass 4アンチフィンガープリント
■解像度:1,920×1,080ドット (フルHD)
■グラフィックス機能:Adreno 510
■バッテリー:4,600mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon 652 (クアッドコアCPU)
■動作周波数:1.8GHz
■大きさ:高さ約186.4mm×幅約93.9.mm×奥行き約6.8mm、約233g
■メモリー:4GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:2,300万画素Webカメラ内蔵、レーザーオートフォーカス、デュアルカラーLEDフラッシュ
■参考価格:59,800円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS、指紋認証
ZenFone 3 5.5 (ZE552KL)
こちらもスペック的にはそれほど劣るものではありませんが、提供するMVNOが増えます。「goo」「ocn」に加えて「イオンモバイル」が提供します。
「イオンモバイル」には「5分かけ放題」サービスがあったり、「縛り」(最低契約期間)がないという大きなメリットがあります。
■メーカー名:ASUS
■プラットフォーム:Android 6.0.1
■液晶:5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS+液晶 (LEDバックライト)
フルラミネーションディスプレイ
Corning® Gorilla® Glass 3アンチフィンガープリント
■バッテリー:3,000mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon 625 (クアッドコアCPU)
■大きさ:高さ約152.5mm×幅約77.3mm×奥行き約7.69mm、約155g
■メモリー:4GB
■ストレージ:64GB
■SIMサイズ:nano1,micro1
■カメラ:1,600万画素Webカメラ内蔵、レーザーオートフォーカス、デュアルカラーLEDフラッシュ
■参考価格:42,800円
■その他の機能:
ZenFone 3 (ZE520KL)
こちらはさらに手頃感が増したモデルで、提供するMVNOも一気に増えます。
上の3社に加えて「DMM」「mineo」「楽天モバイル」「IIJmio」「BIGLOBE」「NifMo」などMVNOの有名どころがおおかた取り扱っているモデルとなります。
この機種の人気ぶりの参考目安になると思います。
ちなみに「NifMo」には「IP通話のかけ放題」サービスがあったり、業界内では珍しい「口座振替可能!」という大きなメリットがあります。
■メーカー名:ASUS
■プラットフォーム:Android 6.0.1
■液晶:5.2型 IPS液晶
■解像度:1,920×1,080ドット (フルHD)
■バッテリー:2,650mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon 625 (クアッドコアCPU)
■動作周波数:2.0GHz
■大きさ:高さ約146.8mm×幅約73.9mm×奥行き約7.69mm、約144g
■メモリー:3GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:nano or micro1、micro1
■カメラ:1,600万画素
■参考価格:39,800円
■その他の機能:
AXON7
ここからはZTE社が提供するスマホです。
その中で特に高級なモデルがこちらです。
電池も大容量、カメラやCPUもトップクラスです。
その分価格も高めですが、ハイスペックスマホをお探しの方にオススメです。
こちらは「イオンモバイル」が提供します。
■メーカー名:ZTE
■プラットフォーム:Android M
■液晶:5.5インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶
■解像度:
■グラフィックス機能:
■バッテリー:3,250mAh
■CPU:Qualcomm Snapdragon 820 MSM 8996 Quad-core
■動作周波数: 2.15GHz
■大きさ:約151.7(H)×約75(W)×約7.9(D)mm、約175g
■メモリー:4GB
■ストレージ:64GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:2,000万画素
■参考価格:59,800円
■その他の機能:
AXON7 mini
上のモデルを少し小ぶりにしたのがこちらです。
スペックも程よく下げられていますが、価格も一気に下がっているので、「小ぶりでそんなに高価でないものが良い」という方にオススメです。
高価でないとは言ってもスペックは十分です。
こちらも「イオンモバイル」が提供します。
■メーカー名:ZTE
■プラットフォーム:Android M
■液晶:5.2インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶
■解像度:
■グラフィックス機能:
■バッテリー:2,700mAh
■CPU:Qualcomm Snapdragon 617 MSM8952 OctaCore (Quad 1.5GHz + Quad 1.2GHz)
■動作周波数:
■大きさ:約147.5(H)×約71(W)×約7.8(D)mm、約153g
■メモリー:3GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:1,600万画素
■参考価格:39,800円
■その他の機能:
Moto G5 Plus
こちらは「モトローラ社」のスマホです。
スペックとしてはミドルクラスですがその分手頃感があります。
よほど多くを求める方々以外には十分なスペックです。
DMM」「IIJmio」「BIGLOBE」と、取り扱いMVNOが多いことも嬉しいポイントです。
「IIJmio」という会社にはかけ放題が2種類用意されています。
「3分かけ放題」と「10分かけ放題」です。
ただでさえ魅力的な「かけ放題サービス」が2種類から選べる点、そして最低契約期間の縛りがかなり緩いというメリットも含めてMVNO「IIJmio」は結構オススメです。
■メーカー名: Motorola
■プラットフォーム:Android 7.0
■液晶:5.2インチ フルHD ゴリラグラス
■解像度:
■グラフィックス機能:
■バッテリー:3,000mAh
■CPU:Qualcomm Snapdragon 625
■動作周波数:
■大きさ:高さ:約150.2mm ×幅:約74.0mm × 厚さ:約7.7mm(最薄部)、約155g
■メモリー:4GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:1,200万画素
■参考価格:35,800円
■その他の機能:
Moto G4 Plus
上で取り上げたG5と比べると長所も短所もあるモデルです。
スペックをよく比較して、ご自分によりあったモデルをご選択ください。価格は若干安めです。
DMM」「イオン」「BIGLOBE」「goo」が取り扱っています。
「DMMモバイル」にも「5分かけ放題サービス」が用意されていますし、DMMのお家芸はそのプランの豊富さです。
機種と合わせて是非お試しいただきたいMVNOです。
■メーカー名: Motorola
■プラットフォーム:Android 6.0
■液晶:5.5型ワイドTFTカラータッチスクリーンIPS液晶(LEDバックライト)
■解像度: 1,920×1,080ドット(フルHD)
■グラフィックス機能:
■バッテリー:3,000mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 617(MSM8952)
■動作周波数:1.5GHz オクタコアCPU
■大きさ:高さ:152.9mm×幅:76.5mm×厚さ:7.87mm(カメラ部:9.78㎜)、約147g
■メモリー:3GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:micro、nano
■カメラ:1600万画素(レーザーフォーカス / PDAF(像面位相差オートフォーカス)搭載)
■参考価格:31,800円
■その他の機能:
g07
「goo」が提供するスマホです。
かなりの高スペック搭載にもかかわらず驚きの低価格で注目されている機種です。
是非ともお試しいただきたいモデルです。
■メーカー名: (Covia Networks)
■プラットフォーム:Android 6.0 marshmallow (Android7.0 アップデート対応保証)
■液晶:5.5インチ, Full HD IPS液晶, Dragontrail®強化ガラス
■解像度: 1920×1080 (フルHD)
■グラフィックス機能:
■バッテリー:3,000mAh
■CPU:MT6750T オクタコア / Cortex-A53 1.5GHz ×4, 1.0GHz ×4
■動作周波数:
■大きさ:約152×75.6×7.9 mm、約150g
■メモリー:3GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:micro、nano
■カメラ:1300万画素
■参考価格:17,800円
■その他の機能:
nova
「HUAWEI」製のスマホです。
通常使用に十分なスペックを搭載しています。
そして、多くのMVNOが取り扱っているという点も注目ポイントです。
多くの人に親しまれているこちらの機種は是非ともお試しいただきたいモデルの1つです。
取り扱いMVNO:「DMM」「イオン」「楽天モバイル」「IIJmio」「BIGLOBE」「NifMo」
「楽天」は名前くらいは誰でも聞いたことがあるくらい有名ですが、実際の内容もすごいです。
「5分かけ放題」に加えて「時間制限なしのかけ放題」まで始めた、波に乗りまくりの楽天モバイルも是非ともお試しいただきたいMVNOです。
■メーカー名: HUAWEI
■プラットフォーム:Android 6.0
■液晶:約5.0インチ, IPS
■解像度: 1920×1080 (フルHD)
■グラフィックス機能:
■バッテリー:3,020mAh
■CPU:Qualcomm® Snapdragon™ 625 オクタコア, 8 x2.0GHz
■動作周波数:
■大きさ:高さ約141.2mm×幅約69.1mm×厚さ約7.1mm、約146g
■メモリー:3GB
■ストレージ:32GB
■SIMサイズ:nano
■カメラ:1200万画素
■参考価格:37,980円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS、指紋認証
VAIO Phone A
「VAIO」が提供するおすすめスマホです。
スペック面でも価格面でも非常に手頃なサイズと言えます。
そしてこのモデルも、多くのMVNOが取り扱っているという点をプッシュしたいと思います。
取り扱いMVNO:「DMM」「イオン」「楽天モバイル」「IIJmio」「BIGLOBE」「OCN」「NURO」
「NURO」をご存知ですか?
そもそも2GB〜10GBまで1GB刻みで用意されていたプランの選択肢の豊富さが売りのMVNOですが、最近は、毎日5時間データ使い放題という「時間プラン」をリリースし、ますます魅力的なMVNOとなっています。
機種と合わせて是非ご注目ください。
■メーカー名: VAIO
■プラットフォーム:Android 6.0
■液晶:約5.5インチ, TFT
■解像度: 1920×1080 (フルHD)
■グラフィックス機能:
■バッテリー:2,800mAh
■CPU:Qualcomm Snapdragon 617 オクタコア
■動作周波数: 1.5 GHz (クアッドコア) + 1.2 GHz (クアッドコア)
■大きさ:高さ156.1mm×幅 77.0mm×厚さ8.3mm、約167g
■メモリー:3GB
■ストレージ:16GB
■SIMサイズ:micro、nano
■カメラ:1300万画素
■参考価格:24,800円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS
SAMURAI KIWAMI 2
「FREETEL」が提供するスマホはネーミングからして斬新です。
そのうち、DSDS対応は次にあげる「RAIJIN」が一般向け。
そしてこちらの「KIWAMI2」がハイエンドモデルとなります。
CPUは10コア、カメラは4K対応となっています。
MVNO「FREETEL」についてはもうご存じでしょうか?
料金プランは、最初から定額にすることも出来れば、使った分だけのお支払いも可能です。
かけ放題サービスも「1分かけ放題」と「5分かけ放題」を用意して、事務的利用にもプライベートの充実にも対応してくれます。
機種もプランも目の付け所がシャープなFREETELを是非ご注目ください。
■メーカー名: FREETEL
■プラットフォーム:Android 6.0
■液晶:5.7inch / Gorilla® Glass 3 / 10点マルチタッチ
■解像度: WQHD 1440×2560 Super AMOLED
■グラフィックス機能:
■バッテリー:3,400mAh
■CPU:MediaTek Helio X20 (MT6797) 10 Cores 64bit
■動作周波数:
■大きさ:高さ:157.2mm 幅:77.5mm 厚さ:7.2mm、約168g
■メモリー:4GB
■ストレージ:64GB
■SIMサイズ:nano / nano
■カメラ:1600万画素
■参考価格:49,800円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS、指紋認証
RAIJIN
こちらが「FREETEL」が提供するもう1つのDSDS対応スマホです。
ランキング一としては「KIWAMI2」がハイエンドモデルとなっていますが、スペック的に貼っこちらも十分です。何よりこちらはバッテリー容量にご注目ください!
業界内最強、何と言ってもFREETELの売り出し文句が「スタミナモンスター」です!
■メーカー名: FREETEL
■プラットフォーム:Android 7.0
■液晶:5.5インチ / Gorilla® Glass 3 / 10点マルチタッチ
■解像度: 1920×1080(Full HD)IPS
■グラフィックス機能:
■バッテリー:5,000mAh
■CPU:MT6750T Octa Core (4×1.5GHz + 4×1.0GHz)
■動作周波数:
■大きさ:高さ: 153.0mm 幅: 76.0mm 厚さ: 8.7mm、約183g
■メモリー:4GB
■ストレージ:64GB
■SIMサイズ:micro/ nano
■カメラ:1600万画素
■参考価格:29,800円
■その他の機能:テザリング、Bluetooth、GPS、指紋認証
DSDSのこれから
今回調査しているうちにも、次から次へと新しい対応機種が発見されました。
今後ますます多くの機種が「DSDS対応」となっていきそうです。
MVNO各社も、スマホ提供会社も競ってユーザーの要望にあったサービスを提供していますが、ユーザー側も、アイデアや一手間を駆使することによって、より一層のコスト削減、より一層の快適なスマホライフを構築できるようになりつつあります。