ポータブル電源はモバイルバッテリーと比較にならない大容量のバッテリーと、USBポートだけでなく100-110V対応のコンセントやシガーソケットが備わり、モバイルバッテリー以上に様々な電化製品を利用することができます。
災害時の緊急用電源やキャンプや車中泊、屋外でのイベント用として役立ちます。
モバイルバッテリーの有名ブランドであるAnkerのポータブル電源、「PowerHouse」はどのくらいの容量でどのような電化製品が使えるのでしょうか。
またSuaokiなどの他社のポータブル電源とも比較してみました。
Anker PowerHouseのスペック
PowerHouseの主なスペックは以下の通りです。
容量 | 120,600mAh /434Wh |
AC出力 (コンセント) |
120W |
DC12V出力 | 120W |
USB出力 | 30W |
重量 | 4.2kg |
保証期間 | 18ヶ月 |
使える物
容量は120,600mAh/434Whとなっておりポータブル電源の中でも高い方のクラスに入ります。
ACコンセント電源や12Vシガーソケットからは最大120Wまで出力できます。
以下にAnker PowerHouseの出る出力120W以内で使用できる主な電化製品を列挙していきます。
(もちろん、以下に挙げられている物でも120Wを超える製品は使うことは厳しいでしょう)
■電気毛布
■ドローン・ラジコンバッテリー
■扇風機
■ポータブル炊飯器
■車載冷蔵庫・冷温庫
■LED照明
■ノートPC
■アマチュア無線機
■12V空気入れ
■スロークッカー
■液晶テレビ
■加湿器
■バイクバッテリーの充電
■プリンター
使えなさそうな物(△~×)
Anker PowerHouseだと容量が足りてないなどで、動作が不安定、又は全く使えないと思われる電化製品も挙げてみました。
以下の物を使うことを検討している場合はもっと容量のある他社のポータブル電源を検討してみると良いかもしれません。
■ドライヤー(温風)
■ファンヒーター
■コタツ
■電子レンジ
他社ポータブル電源との比較
Anker PowerHouseと価格帯やスペックの近いポータブル電源を比較してみましょう。
今徐々に人気が出ているのがSuaokiのG500です。
ポータブル電源Suaoki G500で使える物!PowerHouseと比較
値段はPowerHouseより1万円高くなりますが、一番のポイントがACの出力が300Wまで出る事です。
このため消費電力の高い物、例えばドライヤーや小型ファンヒーターなどが利用できます。
ただし容量は13万mAhと、Ankerの12万mAhと大きく変わりません。
保証期間もAnkerの方が長いです。
もし利用する電化製品が120Wのものしか使わないのであればAnker Powerhouseで充分といえるでしょう。