
通信速度制限とはネットの通信量が一定を超えたときに通信会社から通信速度を低速化されることです。
平たく言えばネットの読み込みが極端に遅くなり、かなりのストレスを味わいます。
モバイル系のインターネット通信会社の間では速度制限はポピュラーな仕組みです。速度制限なしで利用できるモバイルインターネットサービスは「WiMAX2+」くらいです。
各社の速度制限の条件
auのLTEサービスを例にとって考えてみたいと思います。
auのLTEサービスは当月の利用量が7GBを超えた場合、月末まで最大の通信速度が128kbpsに制限されます。
また直近3日間の使用量が1GBを超えた場合にも終日速度制限が課されます。
この「7GBを超えたら月末まで」、「3日間で1GB超えたら終日」速度制限がかかるルールはドコモやソフトバンク、イーモバイルも同様です。
使い放題!だけど・・・
ネットの接続自体ができなくなるわけでは無いので各社の「使い放題」という謳い文句は間違いではありませんが、「使いやすさ、快適さ」という面では7GBを境に雲泥の差があります。
7GBはどのくらいで到達するのか
7GBを30日で割ると1日約233MBほどです。このペースで利用していけば速度制限にかかることなくネットができます。
テキストや画像だけのサイトを見たり、メールをするだけではそう簡単に一ヶ月で7GBに達することはありません。このようなネット利用がメインのユーザーの多くは7GB制限がかかることはまず無いでしょう。
逆に7GBの通信制限に到達する方の多くは「動画の見過ぎ」が原因かもしれません。別の記事でどのくらいで7GBに到達するか検証してみましたが、HD画質でYoutube動画を見た場合11時間くらいで7GBに到達してしまう可能性があることが分かりました。(同じ画質でもデータ量は動画ごとに異なるので正確な数字は出ません。ちなみにau公式サイトではYoutubeモバイルで動画を見る場合58時間が目安となっています。)
128kbpsはどんな世界か
auのLTEの最大速度は75Mbps(75000kbps)ですので、この数字と比較すると速度制限の最大速度128kbpsがいかに小さいかが分かります。
Youtubeの高画質動画をスムーズに見るには3-5Mbpsほど必要のようです。速度制限が課されると動画の閲覧はかなりつらそうです。
Skypeの高品質ビデオ通話も推奨速度は500kbpsですのでまずできないでしょう。ただSkypeの音声通話の推奨速度は100kbpsです(上り下り)。速度制限128kbpsはあくまで「最大速度」なので実際の速度はその半分しか出てないこともあり得ますが、状況が良ければ音声通話はなんとかできそうです。
いずれにしても速度制限前はさくさく見れていたものが、読み込みに時間がかかってしまうため不便になってしまいます。
速度制限なしのWiMAX2+おすすめプロバイダはGMO
期間限定のキャッシュバック特典があります
24ヶ月間の月額:3800円 端末代、登録手数料:0円
とくとくBBのポイントが毎月100円分貯まるので実質3700円での利用ができます。