WiMAX2+やイーモバイルなどモバイル系のインターネットプロバイダにはそれぞれMVNO(提携通信事業者)がたくさんあり、各社異なった月額料金設定やキャッシュバックキャンペーンを行っています。

料金の安さの面ではMVNOのほうが本家(WiMAX2+の場合UQコミュニケーションズ)よりも安く利用できる傾向にあります。さらにMVNO同士で料金比較をしていくと「最安の業者」も見つかります。

どこのMVNOと契約しても利用する端末、電波は同じです。であれば料金の面で最安の業者と契約するのが一番メリットがあると思われます。が、一方でそれよりも高い料金のMVNOと契約するメリット・価値はあるのでしょうか。

そもそも私自身この点を疑問に思ったので少し調べてみました。

タブレットなどの特典がある

MVNOによっては料金を下げる代わりにタブレット等の端末が無料でプレゼントされるパターンもあります。この場合キャッシュバックキャンペーンよりもお得と判断する方もいるでしょう。

またキャッシュバックは契約と同時に行われるのではなく契約後数ヶ月経過してからというパターンが普通です。一方でタブレットなどは契約と同時期に受け取ることができます。

途中で解約する場合最安業者だと損することも

例えば2014年1月のWiMAX2+キャンペーンを例にとって比較してみます。GMOとくとくBBはビッグローブ、ニフティなどと同様キャッシュバックキャンペーンを行っており、これらのMVNOの中で最安で契約することができます。

ただしGMOとくとくBBでキャッシュバックを受け取れるのは利用開始月から12ヶ月目です。一方ニフティでは9ヶ月目、ビッグローブでは6ヶ月目(ビッグローブは規約によると利用開始月翌月から数えて6ヶ月目という意味と思われる)です。

このようにキャッシュバックを受け取れる時期に差があります。最安の業者でもキャッシュバック付与までの期間が長い場合、何らかの理由により解約しなければならなくなったときにキャッシュバックを受けとれなくなるリスクがあるといえます。

同じプロバイダで別のサービスを併用している場合

同じプロバイダーで別のサービス、例えば固定回線などの契約をしている場合、そのプロバイダーでWiMAX2+なりイーモバイルなりを申し込んだほうが会員特典サービスを受けることができる場合があります。

そうすると新規契約者が最安で利用できるMVNO以上に安く利用できる可能性があります。MVNO側としても新規獲得数は最安業者より少ないかもしれませんがすでに獲得している契約者層からは取り込みやすく利益が得られるといえます。

GMO とくとくBBやビッグローブ、ニフティなどはそのような会員向けのお得なサービスやポイント制度があります。

ブランド名に安心感がある

最安の業者が自分にとってよく知らない業者であればあまり安心して契約できないかもしれません。むしろこれまでに利用したことのある業者や知名度が高い業者のほうが信頼感を持つことができ、多少高くてもその方が安心して契約できると感じられるかもしれません。

最安プロバイダと他の業者の料金差は実はそんなに大きくない

計算してみると分かるのですが最安の業者の料金は確かに安いかもしれませんが、実は他の業者と比較してそんなに大差が無い場合があります。

例えば2014年1月のWiMAX2+キャンペーンを例にとってGMOとくとくBBとニフティ、ビッグローブを比較するとGMOが最も安くなります。ただその差は1ヶ月あたり数百円程度にしかなりません。

ただし本家UQコミュニケーションズと比較すると1ヶ月あたり千円以上の差が出ます。

契約期間が異なる

格安で提供しているMVNOの中には安い代わりに契約期間が長いという場合があります。料金が高くなっても契約期間は短いほうを選ぶ場合もあるでしょう。

アフターサービス・オプションが充実している

WiMAXを例にとってみると、機種変更や機器追加オプション、端末の保障サービスなど利用できるオプションサービスがMVNOごとに異なります。

最安料金よりもこうした安心・便利なオプションが提供される業者を選ぶ方もいるでしょう。

まとめ

単純に安い業者だけに注目しがちですが、最安MVNO以外を選ぶメリットもいくつか挙げられるということが分かります。

それぞれの業者のサービスをしっかり検討したうえで自分に合ったMVNOを選ぶことをおすすめします。

WiMAX2+おすすめプロバイダはGMO

期間限定の高額キャッシュバックが魅力。UQや他のMVNOと比較しても間違いないくトップクラスの安さです。
24ヶ月間の月額:3800円 端末代、登録手数料:0円
とくとくBBのポイントが毎月100円分貯まるので実質3700円での利用ができます。


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