UQコミュニケーションズは京王線でのWiMAXのエリア整備が対象全駅において完了したことを発表しました。
もともと京王本線の通っているエリアはWiMAXエリアですが、駅構内や地下駅でのWiMAXエリア整備を行うことにより京王本線のあらゆる場所で快適にWiMAX通信ができるようになりました。
駅構内や地下部分では通常のWiMAX基地局からの電波は届きにくいため圏外になってしまう可能性もあり特別に整備する必要があります。
こうした場所に入っても電波が切れずに通信できるようになったのでインターネットをストレスフリーで利用できます。
ほかにも他社の鉄道や空港などの交通機関でWiMAXのインフラ整備が行われています。
UQコミュニケーションズ公式サイトで確認できるので、WiMAXを検討している方で通勤通学に鉄道を利用される方はチェックしてみることをおすすめします。
交通機関への取り組み
京王線でWiMAX2+はどうか
現時点では駅構内などのために特別にWiMAX2+エリアを整備している発表はありません。
ただ京王本線沿いのほとんどのエリアがWiMAX2+エリアになっています。
八王子駅周辺など一部の京王線のエリアでWiMAX2+の未整備エリアがありますが、それらの場所も7月末までにはエリア内になる予定となっています。
このため電車内や駅構内でもWiMAX2+電波をキャッチする場合が充分にあるといえます。
ただトンネル内や建物などの遮蔽物がある場所は厳しいかもしれません。
WiMAX2+は現時点では東京や大阪など日本の大都市圏で利用できますが、全国的な展開にはまだ至っていません。2015年3月末までに全国の主要都市で利用できるようになる計画です。
どのタイミングで駅や空港などでWiMAX2+のインフラ整備が始まるのかは不明ですが、早期の実現を期待したいところです。
WiMAXに関しては人口カバー率が94パーセントを越えており前述のように主要な交通機関の構内や地下でも利用できるようになっています。
WiMAX2+が利用できないエリアではWiMAXで代用することで快適にインターネットを行うことができます。
またWiMAX2+の対応端末HWD14はauのLTE通信も行うことができます。利用すると月額1005円(税抜)のオプション料金がかかりますが、2014年5月末までは無料で利用することが可能です。(ただし7GBの通信量制限があります)
さらにau WiFi spotも利用できます。
これらの電波を上手に使うことでWiMAX2+を快適に利用できます。