テザリングとは(Tethering)
テザリングとはスマートフォン等に搭載されている機能です。主にWiFiを飛ばして別の端末(PC、タブレット等)がインターネットに接続できるようにすることを指します。
ネット接続のための中継器、「WiFiルーター」になる
電話会社や通信会社と契約してインターネット接続ができる端末がテザリング機能を使いWiFiを飛ばすことでプロバイダとの契約がないPCやタブレットからでもインターネットをすることができます。
テザリングのメリット
WiFi機能のある端末、とりわけWiFi機能以外ではネットにつなげない端末がデータ通信できるというメリットがあります。
端末の能力にもよりますが、テザリングすることで同時に複数台の端末をネットに接続できます。
例えば家族で同時に使う場合などに便利です。
私もASUSの7インチタブレットFonePadを使ってテザリング機能をよく使っています。
特に外出先でパソコンを使ってネットをしたい場合に役立っています。
ちなみに全ての機種で行えるのかはわかりませんがテザリング機能をONにして別の機器と繋ぎながらFonePad自体でのインターネットもできます。
接続方法はWiFi以外にもUSBコードでテザリングしたり、Bluetoothでの接続もできる端末があります。
テザリングのデメリット
テザリング機能があること自体はメリットしか無いと思いますが、他のモバイルネットプロバイダと比較するとデメリットや注意したい点もあるように思えます。
速度制限
携帯電話会社や多くのモバイルインターネットプロバイダでは一定のデータ量を基準として速度制限が行われます。
多くの場合毎月の使用量が7GBを超えると通信速度が128Kbpsという遅さになってしまいます。
このため使用量を気にせずテザリングをしているとあっという間に速度制限がかかってしまうということがあり得ます。
いつの間にかにデータを大量消費していることも
私の場合がそうでしたがWindowsのアップデートを自動的に更新する設定(確か推奨設定)になっていたためテザリングでWiFi接続している間に知らないうちにデーターがダウンロードされていることがあります。
通信制限のあるプロバイダでテザリングする場合、データ使用量のマネージメントを適切に行わないといけないかもしれません。
私はWindowsのアップデートの更新方法を自動から手動に変更しました。またタブレットでデータ使用量をチェックするようにしています。
バッテリーの消耗が早い
これはスマートフォンとモバイルルーターとを比較した場合ですが、モバイルルーターの方が圧倒的に長時間接続することができます。
テザリングを使って常に他の機器を使うことが多い場合、モバイルネットプロバイダと契約してモバイルルーターを使ったほうが料金もお得に、かつ快適にネット接続を行うことができるかもしれません。
モバイルネットプロバイダでのお勧めはWiMAXです。WiMAX通信は速度制限がかからないため気にせずネット接続ができます。(2+は速度制限の条件あり)
おすすめの格安WiMAXプロバイダ
おすすめは楽天運営のラクーポンWiMAXです。
1年間月額2千円以下という格安で利用でき、端末代や初期費用はかからないシンプルな料金システムです。
対応している端末は「Mobile Slim」、「Aterm WM3800R」などWiMAXハイパワー機能が搭載されたモバイルルーターです。