カッターは刃を抜けば手荷物で持っていけるのか?

ダメもとで手荷物検査場で確認しました。

結果的には持ち込み禁止でした。

刃は抜いているのですがダメですか?と確認しましたがやっぱりダメでした。

ちなみに国際線の手荷物検査場ですが、以下の説明でもあるとおり国内線でも持ち込みはできないでしょう。

カッターは捨てても良かったのですが・・・

最近2回連続でチェックイン時に重量オーバーや個数制限にひっかかってしまい(自分の確認不足)、その度に空港内でパッキングをし直すという作業をして搭乗時間に余裕を持たせることができませんでした。

しかもダンボールにサランラップのような梱包材でぐるぐるにしてあるため、それを素手で開封してまた閉じる作業がとても大変でした。

そこで今回はしっかりと荷物制限の項目をチェックしつつも万が一ダメだったときのためにカッターを持参しました。

預け荷物が問題なければカッターの刃だけ処分して持ち手の部分のみ手荷物で持って行ってみようと思いました。

事前にネットで同様のことについて書いていないかチェックしましたが、刃を抜いたカッターの手荷物持込可能かについてはっきりと書いてある項目は見つけられませんでした。

ただし航空会社のHPには以下のような説明がなされていました。

“凶器となると判断される”

ANAの公式サイトの「機内持ち込みができない物」のページには国際線も国内線も同様の事柄が書かれています。

ハサミ・工具・アイススケート靴・バット・ゴルフクラブ(ウッド・アイアン・パター全て1本から)など凶器となると判断されるものや、スキーワックス・スプレー、ナイフ類は種類にかかわらず一切お持込いただけません。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/limit/caution-restriction02.html

「凶器となると判断されるもの」は持ち込みができないと書かれています。
さらに国内線の案内には以下の文言が追加されています。

※モデルガン等の凶器類似品等も機内持ち込み禁止です。
※刃物などの機内への持ち込みは、法律違反であり50万円以下の罰金の対象となります。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/limit/caution-restriction02.html

モデルガンは本物の銃のような殺傷能力はない物の、凶器に類似しているため持込できません。
犯罪に使えてしまいますからね。

これらのことを考えると刃のないカッターであっても凶器となり得ると判断されて持ち込みできないのも十分納得できますね。